今日のお題は視力に良い栄養素、ということでビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンB12といったビタミンB群についてです。
時間の都合で、ナイアシンとパントテン酸、それから養蚕にビオチンは後日に情報をシェアさせて頂きます、ご了承下さいm(_ _)m
まず、ビタミンB1は視神経の信号伝達に必要とされています。
また、B1は神経細胞内に存在し、中枢神経や末梢神経を正常に保つ役割を持っています。
脚気はビタミンB1が欠乏した代表的な症例で、ビタミンB1が欠乏すると糖質の燃焼がうまくいかなくなり、乳酸などの疲労物質がたまってしまい、疲れやすくなります。
B1を効率良く吸収できる食物として、玉ねぎ、長ねぎ、ニンニクがあります。
また、ニンニクにはB1を長持ちさせるアリシンという成分が含まれています。
ビタミンB1の必要量は成人男性で1.0~1.4㎎、成人女性0.8㎎~1.1㎎となります。
ビタミンB1の次は、ビタミンB2とビタミンB12が、視力においてどのような効果を発揮するのか、情報をシェアさせて頂きます。
一度に二つの情報をシェアするのは、このビタミンB2とビタミンB12の視力における効果が、似通っている部分が多いからです。
まず、B2とB12は疲れ目や眼精疲労の解消、炎症の軽減に役立ちます。
B2は細胞が再生、あるいは新生する際に必要な栄養素です。
また、抗酸化力が高いので、ビタミンB2は脂肪が酸化されてできる過酸化脂質を分解し、動脈硬化などの病気を予防してくれます。
ビタミンB2は各レバー類に多い栄養素ですが、他にはウナギ、サンマ、サバ、イワシなどの魚介類、牛乳、ヨーグルトといった乳製品に、納豆に多く含まれています。
また、ビタミンB12が欠乏すると赤血球の成長がうまくいかなくなり、巨大で、働きの悪い赤血球ができあがってしまいます(悪性貧血、という病気です)
私達の身体は24時間サイクルで睡眠と覚醒のリズムを刻んでいますが、これをコントロールするのがメラトニンというホルモンです。
このメラトニンというホルモンの分泌を、ビタミンB12が調整しています。
さらに、私達の脳の中枢神経から末梢神経まで、情報がしっかり伝達されるには、各種ビタミンが必要で、ビタミンB12もその一つです。
ビタミンB12が不足すると末梢神経障害が起こるので、神経の保護に活用するため、メチコバールという商品名で、緑内障対策の薬剤として開発されています。
ビタミンB12はレバーや魚介類といった、動物性食品のみに含まれているビタミンです。
最後に、ビタミンB6について情報をシェアさせて頂きます。
ビタミンB6はアミノ酸の代謝や神経伝達に用いられる栄養素で、目の細胞の材料となるタンパク質の吸収を補助します。
眼精疲労と目の炎症に効果があり、目以外にも貧血や鬱病、肌荒れに効果があるとされています。
ビタミンB6は腸内細菌によっても作られていますが、それだけでは足りません。
ビタミンB6にはビタミンB2の助けが必要ですので、一緒に摂取すると効率が良くなります。
薬局で市販されている目薬にはこれらのビタミンB群が配合されている事が多く、サンマ、イワシ、マグロ、牡蠣、アサリ、ウナギといった海産物に多く含まれています。
海産物以外では、納豆、豚肉、バナナ、ピーナッツなどにも含まれます。
注意点としてビタミンB6は、極端な過剰摂取を長期間続けると、手足の痺れや神経障害が発生することがあげられます。
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