ほうれん草とルテインとゼアキサンチン

目安時間:約 6分
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 人気ブログランキング
ほうれん草 ルテイン ゼアキサンチン

にんじん、かぼちゃ、トマトと認知症に対して有効な栄養素が含まれている情報をあなたとシェアしてきましたが、今回はほうれん草についてです。

 

ポパイが食べているイメージが強いので、筋肉を作る野菜、と言うイメージが私にはありました。

 

 

もっとも、筋肉を作るかどうかはわかりませんが、ほうれん草は非常に優秀な栄養価を誇るだけではなく、オンリーワンの栄養素も持っています。

 

 

1 ほうれん草とルテインとゼアキサンチン

 

 

それは、ルテインという栄養素です。

 

こちらは認知症に対して有効である、という栄養素ではなく、目にとって良い栄養素です。

 

視界と認知症に密接なつながりがある、という説はすでにあなたとシェアしていますが、ここではルテインがどのような効果を発揮するのかをあなたとシェアします。

 

眼球内でレンズの役割を果たしているのが水晶体。

 

光の情報を電気信号に変える網膜。

 

その中心部である黄斑。

 

目の構造

 

 

これらの中に、ルテインと、カロテノイドの一種であるゼアキサンチンが多量に含まれていることがわかっています。

 

特にルテインには、網膜にダメージを与える青い光を吸収する力があるので、網膜や黄斑を守る役割があるのではと考えられています。

 

また、ルテインには強い抗酸化力があるので、目の組織の機能低下や老化を防止しているとも予想されています。

 

活性酸素(DNAを傷つける酸素)の中和については、ルテインの他にゼアキサンチンに強い抗酸化作用があります。

 

ルテインとゼアキサンチンが目にどう良い働きをするか、具体的に論文として報告されているものでは、どういったものがあるのか、調べてみました。

 

まず、目の病気のリスクを減らすことができる、という報告があります。

 

2 ルテインと加齢黄班変性症

 

加齢黄斑変性、という目の病気については、1994年にハーバード大学のセッドン博士によって行われた試験が存在します。

 

試験内容は、黄斑変性症の患者356人、その他の目の病気を持つ患者520人に対し、食事試験を実施したものです。

 

食事の内容は、ルテインとゼアキサンチンを最高に摂取した患者と、最低または摂取しなかった患者を比較する、というものでした。

 

結果、黄斑変性症になるリスクに43%もの差が発生した、と報告されています。

 

4割以上の差が生じたというのですから驚きですが、ルテインとゼアキサンチンについて報告された論文は、これだけではないのです。

 

3 ルテインと白内障

 

白内障とこれらの栄養素について、1992年にハーバード大学のハンキンソン教授が発表した論文もあります。

 

論文の内容は、白内障患者の看護師493名を8年間追跡調査したものです。

 

具体的には、食べ物の違いで白内障の症状がどう変化したのかを調べ、まとめた論文です。

 

この調査では、ルテインとゼアキサンチンを多く含まれている、ほうれん草を週に4皿摂取した患者の白内障は5割も少なくなった、と報告しています。

 

2559e31b3302b6ad3e88905918d8f1b3_s

 

ここでさらに注目すべきは、ほうれん草以外の野菜についてもいくつか調査した点です。

 

ここまであなたとシェアいた、β-カロテンが豊富な野菜であるニンジン、冬カボチャ、そしてまだシェアしていませんが、サツマイモについても調査したのです。

 

これらの野菜を週5皿分摂取した患者は、白内障の減少は見られなかった、と報告しているのです。

 

つまり、この三種の野菜に含まれておらず、ほうれん草に含まれている栄養素が何かしらの力を発揮したのではないか、と考えられている訳です。

 

このルテインが多量に含まれている食品は、ほうれん草、ケール、ブロッコリー、豆類、海藻のアサオ、卵黄です。

 

観葉植物のマリーゴールドにはルテインが非常に多くのルテインが含まれているので、サプリメントに含まれているルテインは、食用のマリーゴールドから抽出されたものが多く使用されています。

 

一方、ゼアキサンチンはトウモロコシ類や卵黄に比較的多く含まれています。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 人気ブログランキング

この記事に関連する記事一覧

comment closed

最近の投稿
カテゴリー
ブログランキングに参加しています