緑内障に用いる24の目薬と3つの飲み薬

目安時間:約 13分
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緑内障 目薬

今日は緑内障になってしまった時に、医師から処方される目薬の種類について、あなたとシェアしたいと思います。

 

目薬の種類や副作用を知ることで、目の治療や予防により役立てることができます。

 

また、目薬の名称を覚えておくことで、何かしらの災害等で目薬を紛失しても、すぐに医師に処方してもらうことが可能です。

 

ここでは、主に緑内障をわずらった時に処方される目薬について紹介していきます。

 

 

1 緑内障の時に用いる目薬

 

 

PG関連薬

 

PG関連薬(プロスタグランジンかんれんやく)と読みます。

 

使用回数は1日1回。

 

効果は大中小で三段階に分けると大に分類されます。

 

副作用は、目の周りが黒ずむ、まつげが伸びる、充血、まぶたが落ち窪む、です。

 

実際にはたくさんの種類がありますが、『キサラタン』『トラバタンズ』『タプロス』『ルミガン』の四種類を覚えておけば充分です。

 

キサラタンはもっとも古いものなので、実績がしっかりとあり、安心できます。

 

また、ジェネリック医薬品が多いのも特徴の一つです。

 

トラバタンズでは目がゴロゴロしにくいという特徴があります。

 

タプロスは点眼瓶が使いやすいので、力がなくても使いやすいのが特徴です。

 

ルミガンの特徴はこれらの中で効果が最も得られやすいことでしょう。

 

 

 

イオンチャネル開口薬

 

これら四つの薬の他にレスキュラというものがあります。

 

特徴として、目の周りが黒ずむという副作用が少ない点があげられます。

 

比較的歴史のある薬なので多くのデータがあることも強みの一つです。

 

使用回数は1日2回。

 

効果は大中小で三段階に分けると中程度になります。

 

 

CAI(シーエーアイ)

 

眼圧を下げる効果は大中小の三段階評価で中程度ですが、使用感は悪いものの、副作用が少ない薬にCAIがあります。

 

目薬をさす回数が1日に2~3回と複数回ささなければならないことがデメリットです。

 

トルソプトと、エイゾプトという薬がCAIに分類されます。

 

トルソプトの特徴は『しみる』ことですが、薬として大丈夫なのかと思うかもしれませんが、そういう薬なので大丈夫です。

 

エイゾプトの特徴は一時的に霞むことですが、こちらも霞むのが一般的な薬なので大丈夫です。

 

ちなみに、トルソプトも一時的に霞むことがありますし、エイゾプトもしみる事がありますが、これもCAIの特徴ですので大丈夫です。

 

 

βブロッカー

 

眼圧を下げる効果は大中小の三段階評価で中程度ですが、多種多様な薬があるのが特徴の一つです。

点眼回数は1日に1回~2回。

 

古くから使われている薬で、心臓や肺に僅かですが作用するという副作用があります。

 

ですが、医療機関では心臓や肺の検査をしてβブロッカーを使用することはないので、あなたの自己申告が不可欠になります。

 

万一、あなたがこれらの目薬を使用中に心臓や肺の病気をわずらってしまった時には、速やかに医者に報告してください。

 

1日2回使用するものにチモプトール、ミケラン、ペドプティック、ハイパジール。

 

1日1回使用するものにチモプトールXE、リズモンTG、ミケランLA、ミロルがあります。

 

副作用は目の傷、心拍数の低下、血圧の低下、喘息、肺の調子が悪くなる、というものがあります。

 

これらの他に、効果はそれほど強くないのですが、様々な状況に応じて使い分ける薬があります。

 

デタントールは、効果はそれほど強くないものの、副作用が少ないので補助的な目薬として使いやすいです。

副作用の内容は、目が充血するというものです。

 

使用回数は1日2回です。

 

ピバレフリンは、現在あまり使われることがありませんが昔はよく使われていた薬です。

 

副作用は充血、血圧の上昇、まぶしく感じる、閉塞隅角には良くないです。

 

使用回数は1日2回です。

 

 

サンピロは瞳が閉じるため、多少見づらくなる、暗く見える、炎症が強くなる副作用があります。

 

緑内障発作の状態で使用しますが、継続して使うことはまれです。

 

使用回数は1日3回~5回です。

 

 

他にも、ここ数年で様々な新薬が出ています。

 

これまで緑内障治療での薬の用い方は、メインの三つの薬をどう組み合わせるか、という方針でしたが、新薬が出てきたことでいくつか変わったことがあります。

 

一つは、薬を混ぜたものができたこと。

 

これは、あなたが薬を使う際に、何種類も目薬を使わなければいけなかったものが、混ぜることで1種類のものだけで良くなるので、目薬のさし忘れが少なくなります。

 

また、新しい薬ができたことで、新たな選択肢がとれるようにもなりました。

 

ただ、単純に家にある目薬を混ぜるのはダメです。

 

単純に薬を混ぜてしまうと、効果がなくなることもあるので、ちゃんと医者に『合剤にしてください』と言いましょう。

 

しかし合剤を使いたくても、直接言うと嫌がる医者もいるので、『混ぜた薬があるそうですが、私には使えませんか?』という具合に、遠まわしに聞いてみると良いでしょう。

 

 

新合剤【PG関連薬+βブロッカー】

 

 

これまでPG関連薬とβブロッカーを使っていた方は、合剤にできます。

 

ただ副作用に関しては、薬を混ぜているので、2種類分の副作用がでる可能性があります。

 

副作用の内容は、目の周りの黒ずみ、まつげが伸びる、充血、まぶたが落ち窪む、目の傷、心拍数の低下、血圧低下、喘息、肺の調子が悪くなる、と混ぜた薬の違いによって変化します。

 

代表的なものにトラパタンズとチモプトールを混ぜたデュオトラパ、キサラタンとチモプトールを混ぜたザラカムがあります

 

 

新合剤【βブロッカー+CAI】

 

 

βブロッカーとCAIを使っていた方も、合剤にできます。

 

副作用については薬を混ぜているので、2種類分の副作用がでる可能性があります。

 

副作用の内容は、目の傷、心拍数低下、血圧低下、喘息、肺の調子が悪くなる、目がしみる、見づらくなるなどです。

 

代表的なものにトルソプトとチモプトールを混ぜたコソプト、エイゾプトとチモプトールを混ぜたアゾルガがあります。

 

 

α2刺激薬

 

 

新薬では【α2刺激薬】という種類の薬が出ています。

 

アイファガン、と呼ばれる薬がこれに該当しますが、身体の神経に効くことで水の流れをよくし、眼圧を低下させます。

 

使用回数は1日2回。

 

効果は大中小の三段階で分けると中程度になります。

 

副作用は眠気とめまいがあります。

 

また、血圧の低下も副作用として起こるので、心臓に関する病気や不整脈がある場合は必ず医師に言って下さい。

 

PG関連薬、CAI、βブロッカーで思うように効果が得られなかった方も、この薬なら大丈夫ということもあるのです。

 

 

これから登場が期待される新薬としては、Rhoキナーゼ阻害薬があります。

 

効果はPG関連薬の薬(CAI、βブロッカー、α2刺激薬)と同じくらいだと言われています。

 

副作用は、現在の段階では目が赤くなるくらいだと言われております。

 

この薬が登場すれば、もう手術するしかないという状態の方でも、さらに目薬を足して様子を見ることが可能になるかもしれません。

 

Rhoキナーゼ阻害薬の特徴として、血流の改善があります。

 

緑内障は血流が悪くなる病気でもあるので、眼圧を下げる効果の他に血流も良くなれば言う事ありません。

 

1日に使用する回数は2回。

 

効果は大中小の三段階で分けると中程度になります。

 

これらの目薬をさす時、良い順番はあるか、という疑問がわきますが、ドロッとしたタイプの目薬は、長く目の表面にとどまろうとするので、他の目薬をすぐにつけてしまうと効果が減少してしまいます。

 

緑内障の目薬以外、ドライアイ用の目薬や白内障用の目薬を使用している時は、その目薬を先に使用しましょう。

 

これは、目薬はあとにつけた方が、効果が出やすいためで、ドライアイの目薬や白内障の目薬より、緑内障の目薬の方が、重要性が高いためです。

 

 

2 緑内障に用いる飲み薬

 

 

目の症状を軽くする飲み薬、というものもあります。

 

ダイアモックスという飲み薬を緑内障に使うことがあります。

 

効果はありますが、血液中のカリウムが減って血液のバランスが崩れやすい、腎臓や肝臓に負担をかけやすいという副作用があります。

 

人によっては手足がしびれる感覚が出ることもあります。

 

長く飲んでいる場合は、腎臓や肝臓にも注意しましょう。

 

また、神経を強くする目的でメチコバールという飲み薬を用いることがあります。

 

ビタミンB12が主な成分なので副作用がほとんどなく、使いやすい飲み薬です。

 

血圧を下げる薬ですが、カルシウム拮抗薬(血圧の薬)を用いて、血管を広げて血流をよくするために使うことがあります。

 

緑内障の方に使って良いと国が決めていないので、血圧が高い人にだけ使用できます。

 

副作用として、血圧が下がり過ぎてしまうことです。

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