流行性角結膜炎(はやり目)の症状と4つの予防対策

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はやり目は青森市に住んでいるのですが、青森には『東奥日報』という新聞があります。

 

その東欧日報の昨日の夕刊に、西日本ではやり目が流行拡大、と書いてありました。

 

考えてみれば、はやり目については勉強していなかったなぁと思い、今日、急遽情報を集めてあなたとシェアしたいと思った次第です(この記事を掲載したのは2015年の11月20日になります)。

1 流行性角結膜炎(はやり目)

 

まず、はやり目、と一般的には呼ばれていますが、正式には流行性角結膜炎という名称です。

 

これはアデノウイルスの感染によって起こる目の病気で、結膜の目やに(サラサラした乾燥タイプのようです)、涙、普段より眩しく感じられることが特徴的な症状で、まぶたが腫れ、結膜もむくみ、白目の部分には普段より充血がみられるようになります。

 

場合によって視力が少し低下するケース、症状が強く出てしまう場合では、まぶたの裏の結膜に白い膜が形成されてしまい、その結果、眼球の結膜に癒着をおこすケースもあります。

 

他には、黒目の表面がすりむける角膜びらんをわずらってしまうことで目がゴロゴロしたり、眼痛が悪化するというケースも有り得ます。

 

そして、この流行性角結膜炎に伴う目やにや涙を介して感染が拡大していきます。

他の症状としては、発症して1週間もすると、角膜に点状の濁りが確認されるケースもあります。

目の症状以外の特徴として、耳前リンパ節の腫れや圧痛があげられます。

ちなみに、流行性『角結膜炎』という名称からもわかる通り、これは結膜炎と角膜炎が複合した症状です。

 

2 アデノウイルスとは

 

ちなみにこのアデノウイルスには種類が多くあるようで、調べてみたところ、51種類の型が確認されているとのこと。

 

そして、発症しやすさや病状から、AからFの6つのグループに分けられています。

このアデノウイルスの中で、8型が最もはやり目=『流行性角結膜炎』を発症するウイルスになります。

 

そして、19型と37型によっても流行性角結膜炎が引き起こされます

ついでに言うと、3型はプール熱(咽頭結膜熱)を発症しやすいようです。

 

3 流行性角結膜炎の症状と4つの予防対策

 

話を流行性角結膜炎に戻しましょう。

 

流行性角結膜炎は、でも死ぬことはないんだし、神経質になることはないんじゃない? ともしあなたが思っているなら、確かに死ぬ危険性は無いと思われるので神経質になる必要はないかと思われます。

 

ただ、感染力の強さは先述した通りですし、何より、角膜炎の症状がひどくなった時のことを考えると対処や治療は早急にされた方が良いでしょう。

 

角膜炎の症状がひどい時には視力低下も有り得ますし、最悪のケースでは失明もありえるからです。

 

このアデノウイルスは物理学的条件としての抵抗性が強いために感染力が強い、という厄介なウイルスです。

 

その感染力の強さは、感染が確認された場合は学校保健安全法によって、幼稚園から大学まで出席停止の処置が取られる、というくらいですからインフルエンザ並みに強いと考えていいかもしれません。

 

停止期間は一週間から二週間ほど。

 

もし流行性角結膜炎にかかった場合は、大人も自主的に出社を控えた方が良いでしょう(サラリーマンは何かとその辺の扱いが難しいでしょうが、同僚が感染するよりはマシです)。

 

インフルエンザ同様、治るまでは個人差があります。

 

感染すると特別な治療手段は無いので、もしこのアデノウイルスにかかった場合は、ひたすら家にこもって、自身の免疫力がウイルスを撃退してくれるのを待つだけです。

 

対処療法的な手段であれば、抗炎症剤の点眼を行う、もし角膜に炎症、あるいは混濁が確認された時には、ステロイド剤を点眼するなどの処置が行われます。

 

他のウイルスによって混合感染が発生した場合は、抗菌剤の点眼がされます。

 

予防の基本は接触感染予防の徹底、となります。

 

ちなみに消毒も予防としては有効ですが、その場合はアルコール、もしくはヨード剤を用います。

 

ただ、予防の基本は接触感染の予防を徹底することにあるので、もしアデノウイルスに感染していることがわかった場合は、感染している人とのタオルや洗面器などは別にした方が良いでしょう。

 

目を手やタオルでは可能な限りふかないようにして、ティッシュでふくようにするとなお良いでしょう。

それから、目を手でこすらないようにすることも大事です。

 

手洗いはもちろんですが、可能ならば消毒も行った方がより確実でしょう。

 

お風呂は、感染している人が最後に入るようにすることで、家族への感染リスクを極力下げることが出来ます。

 

新聞では、例年であれば秋になると患者が減ってくるそうですが、今年は勢いがまだ衰えておらず、過去十年で最多の患者数になっている、とまとめていました。

 

都道府県別では、宮崎、鳥取、熊本に愛媛、長崎に多く出ているとのことなので、該当する県にあなたが住んでいた場合は注意した方が良いでしょう。

 

再度、流行性角結膜炎について、あなたとシェアした予防対策をおさらいしようと思います。

 

・手洗いをしっかり行う

・目を手でこすらない

・タオルや洗面器は分けて使用する

・お風呂は感染している人が最後に入るようにする

 

万一、目が何かおかしいなと感じたら、速やかに眼科に行き、診察を受けるようにしましょう。

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