つい先日、アメリカの医学誌で、認知症に関する記事で、結構ショッキングな研究報告書が発表されました。
そのショッキングな内容について、あなたと情報をシェアしたいと思います。
ショッキングって、そんな大げさなとあなたは思われるかもしれませんが、個人的には結構ショッキングだったんですね……(T‐T)
その内容は、アルツハイマーに関して、高い遺伝子リスクを保有している人は、早い段階で脳に変化があらわれている、というものでした。
最初、まずろーは早い段階って、40歳とか、50歳の若年性認知症もあるから、30代からでももう変化があるのか? もしくは20代? とかなりおっかねえなぁ、と思っていたのですが……
その『早い段階』とは、幼少期だそうです……
幼少期って、小学校一年生以下ですよね?
ピーピー泣いて、下手すりゃおねしょしている子どもいるかもしれない年齢で、アルツハイマーに関連する脳の変化が見られる……
もう、まずろー、ショックですort
これまでアルツハイマーの研究は、脳に蓄積する、ある特殊なタンパク質(タウタンパク質)とアミロイドβが関連しているのではないか、と考えられていました。
ただ、このタウタンパク質の蓄積をどうにかしよう、という薬の開発はどうなってんの? と言うとあまり良い成果が出ていないようです。
そういう事情も手伝ってか、アルツハイマーは幼少期に始まる発達障害だ、という学説も出てきました。
今回の、アメリカの医学誌に掲載レタ研究報告書の研究には参加していませんが、ノースカロライナ大学発達認知神経学者のレベッカ・ニックメイヤー博士は、
『この報告書は、仮説を大々的に拡大したもの』と話しているそうです。
この研究の報告書はどうなっているのかというと、3歳から20歳までの健常者1187人の脳画像及び、認知テストのデータを分析したもので、この1187人の被験者は、アルツハイマー病のリスクに関連する遺伝子であるアポリポタンパクE(アポE)遺伝子の変異のテストも並行して受けたそうです。
結果はどうかというと、「アポE4」と呼ばれる遺伝子を、1つ以上持っている人の一部に、ある違いを発見しました。
それは、他の被験者と比べて、海馬の大きさがかなり小さい、という衝撃的な事実です。
海馬って何? 粉砕っ! 玉砕っ! 大喝采っ! 強靭、無敵、最強!
……このネタわかる人、どのくらいいるかな……
えーと、話を戻しますが、海馬は脳の中では、記憶の形成を担う役割を持っています。
海馬が小さい=記憶に関して何かしら劣っている、という連想に至るのも無理はないでしょう。
さらに、アポE4の遺伝子を一つ以上持つ、海馬が小さかった被験者は、大脳皮質で物体認識及び意思決定を担う領域の大きさも小さかった、と報告されています。
さらにこの研究論文を書いたリンダ・チャン氏は、この脳の構造の変化は「アルツハイマー病の結果だと考えられる」ことが多いと書いていますが、問題なのはその先でして……
「幼少期に既に存在していた可能性がある」とまとめているんですね……
確かに、実験では3歳の子どもも被験者に入っているので、そう論文をまとめるデータがあったんでしょう。
そう思っていたら、案の定ありました。
この研究チームは、被験者の認知機能テストのスコアを算出した結果、あることがわかりました。
ある特定の記憶のテストで、海馬が小さい子たちの成績が最も悪かったのです。
さらに言うと、アポE4の遺伝子を2個持つ子の成績が悪かったそうです。
ちなみに、テストのスコアと遺伝形質との相関関係はなかったかも調べたそうですが、そこの相関関係は見られなかった模様。
結論として、これらの遺伝子を持つ子どもたちをもっと調査すべきだとまとめていますが、この論文を書いたニックマイヤー博士は、子どもたちが青年になって、成人するまでを追う研究が必要だと述べていますが、今回のテストでは若年気に1度だけですので、確かに必要だと思います。
こうして見ると、子どもの頃から認知症と成り得る変化が脳内で起こっている、と考えるのは中々恐ろしいことです。
これだけだと問題点をピックアップしただけなので、今後どういう対策を打てば海馬や大脳皮質が活性化するのか、そこら辺も今後調べてあなたと情報をシェアしたいと思うので、しばしお時間を下さいm(_ _)m
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