レーシックに用いられる二種類のレーザーとフラップについて

目安時間:約 7分
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レーシック フラップ

さて、まずろーが運営しているこのブログ、視力のことをメインにしているにも関わらず、レーシックについて取り上げたのはなんと、たった一回( ̄□ ̄;)

 

しかもその一回は記念すべき一記事目! 期間にすると実に一年ぶりっ( ̄■ ̄;)

 

これはマズイと思い、本屋で一番新しいレーシックの本を購入して、ちょいとばかし読み込んでみました。

 

 

まず、今は2016年の10月なんですが、レーシックのことを中心にまとめられている本というのは存外少ないようで、私が見つけられたのは2012年に刊行されたものでした。

 

ですので、最新のレーシック事情、というとちょいと遅れている可能性がありますので、そこを考慮した上で情報をシェアして頂ければと思いますm(_ _)m

 

 

 

1 レーシックで用いられるエキシマレーザー

 

 

まずレーシックで用いられるレーザーは、これまではエキシマレーザーと呼ばれるものだけだったと思います。

 

エキシマレーザーは熱が無いレーザーなので、最初にそれを知ったときは、レーザーが熱を持たないなんてあるんだぁとなぜか関心を示したことを覚えています。

 

また、

 

① 熱が無いので、熱による変化が起きない。

 

② 波長が短いので、角膜のコラーゲンが結合している部分を切ることでエネルギーがなくなる。

 

という特徴があります。

 

角膜のコラーゲンが結合している部分を切ることでエネルギーがなくなる訳ですから、眼の中には届かないので、角膜の表面の部分のみにエキシマレーザーの力が働くことになります。

 

こういう特徴があるので、エキシマレーザーがレーシックで用いられてきたのでしょう。

 

実際、熱があったら角膜が何かしらの変化を起こしてしまうかもしれませんし、角膜のコラーゲンが結合している部分を切ることでエネルギーがなくなるものが、なくならない、となあると眼の中にまでエネルギーが届いてしまい、予期せぬ事故が起こる可能性が大きくなります。

 

もともと、エキシマレーザーは角膜に病気で濁りが生じた際に、その部分のみを切除するための用いられており、これを応用したのがレーシック手術、という訳です。

 

2 レーシックで用いられるフェムトセカンドレーザー

 

次に紹介するのはフェムトセカンドレーザーなのですが、まずろーは初めて聞く名称のレーザーです。

 

このレーザーは、千兆分の一秒(フェムト秒)という、とんでもなく短い時間にエネルギーを圧縮して発光することで、精密な操作を可能にしたレーザーです。

 

めっちゃ短い時間でエネルギーを圧縮しているため、半導体などの工業用の微細加工などにも用いられているレーザーで、眼科ではレーシックの他に用いられており、角膜手術に加えて白内障手術でも最近は使用されているようです。

 

で、このフェムトセカンドレーザーは、レーシックではどういうことに用いられているのかというと、フラップ、という蓋の部分を作ることに使用されます。

 

3 レーシックで出てくる『フラップ』って何?

 

タイトル通り、フラップとは何ぞや? とあなたは疑問に思っているかもしれません。

 

実際、私も本を読んでて『なんだよフラップって? 新手のアメリカ大統領候補か? 聞いた覚えが無い訳ではないけど……』と首を傾げてしまったので、ここでシェアさせて頂きますm(_ _)m

 

レーシックは、先述したエキシマレーザーを照射することで角膜の屈折率を整えてあげることで、近視や乱視、老眼を治療する手術です。

 

それで、このエキシマレーザーを照射する際に必要になるのが、フラップ。

 

フラップは角膜の表面を薄く円形に切り取ってしまうことで、蓋のような状態にすることで、文字通り蓋代わりに用います。

 

もうちょっと具体的に言いますと、角膜からは完全には切り離しません。

 

蓋にするために、一部分だけをつなげた状態にするんですね。

 

このつながった部分を軸にすることで、角膜の本体からめくりあげるような形で、その隙間からエキシマレーザーを照射する形になります。

 

人の角膜は全部で5つの層から成り立っていますが、角膜全体の厚さは僅か0.5~0.6ミリ程度なので、非常に薄いです。

 

この5つの層の中で、角膜上皮層とボーマン膜と呼ばれる2つの層をエキシマレーザーで切る訳です。

 

その厚さ、0.15ミリ!

 

で、この蓋代わりに作ったフラップは、手術後の痛みを軽減したり、細菌や遺物から目を守る役割も果たしてくれます。

 

そのため、術後しばらくの間はフラップがずれないよう注意する必要があります。

 

と言うのも、フラップを元の位置に戻しはするのですが、普通の手術のように糸を使って縫合、なんてのは当然のことながらできません。

 

そういう理由があるので、レーシックを受けたあとは、目に強い衝撃を与えたり、激しいスポーツは避けるようにして下さい。

 

……まぁ、まずろーはレーシック否定派なんですがね。

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