さて、今回のタイトル、有酸素運動を半年続けると、●●が2%増える……あなたはこれ、なんだと思いますか?
筋肉、と答えた方……どのくらいいるでしょうか?
これまで筋トレは1回しかできないトレーニングの8割の力を必要とするものがベストや回数を多くこなすことで遅筋は鍛えられるでも情報をシェアしてきましたが、基本、吾輩やあなたが筋トレをして鍛える筋肉は速筋になります。
速筋は鍛えるのにコツが存在しますが、遅筋はひたすら繰り返すことでしか増やせない、ということをシェアしています。
有酸素運動を半年も続ければ、確かに遅筋も増やせるとは思いますが……残念ながら今回の答えではありません。
脂肪は逆に減るモノですし、他に何があるだろう、と悩んでいるかもしれません。
かくいう吾輩も、この本を読むまで、有酸素運動をすることで、●●が増えるとは夢にも思いませんでした。
それでは、回答です。
と言うか、タイトルで答えてますしね(笑)
それは、海馬です。
粉砕っ、玉砕っ、大喝采っ!
……ネタに走り過ぎたか……
はい、ちゃんとまじめに情報をシェアします。
海馬は、大脳辺縁系の一部である海馬体の一部になります。
こうして書くとややこしいのですが、記憶や、空間学習能力を司っているのではないか、と考えられている部分です。
有名どころでは、アルツハイマーになった際に、最初の病変部位としても知られています。
実は、この海馬、運動によって神経細胞の新生を促すことができる、として現在注目されています。
運動というと、激しいモノを想像するかもしれませんが1日に30分ほど歩行する程度の有酸素運動です。
ちゃんと論文でも出ています。
アメリカのピッツバーグ大学等の研究チームが2011年に発表した論文によると、55歳以上の人が半年間有酸素運動を継続したところ、海馬の体積が増えた、と言っています。
もうちょい詳細にまとめるとですね、この研究チームは55歳から80歳の、120名ほどの健康な男女を集めて、
① 有酸素運動(ウォーキング)を1日40分、週3日行うグループ
② ストレッチのみを行うグループ
にくじ引きで分けて、どうなったかを観察した訳です。
その結果は、①の、有酸素運動(ウォーキング)を1日40分、週三日行ったグループは、海馬の体積が左右共に2%増加したことがわかったのです。
ちなみに、②のストレッチのみのグループはどうなったかと言うと、左右共に、海馬が1.4%前後減少した、と報告しています。
この研究論文を執筆したカーク・エリクソン教授はこの結果を受けて、
『適度な運動を1年間続けるだけで、海馬のサイズを大きくすることは可能である』と話しています。
北朝鮮から攻撃を受けそうな施設・基地
放射性降下物から身を守る5つのアイテム
核ミサイルが撃ち込まれたら時の避難場所
原子爆弾(原爆)と水素爆弾(水爆)の違いと破壊力比較
北朝鮮に核ミサイルを打たれた時の被害範囲
始業5分前体操や清掃は労働時間 スズキに是正勧告の記事を読んで
サービス残業を当たり前にしないための対策
comment closed