肥満だと1年で海馬が2%萎縮する

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肥満 海馬 萎縮

前回の記事で、有酸素運動を半年継続することで、海馬の体積を左右共に2%ほど増加させることができる、という内容の情報をあなたとシェアさせて頂きました。

 

ちなみに実験された方かたちは55歳から80歳の高齢の男女なので、自分がやって効果があるの? とあなたが心配しているのであれば、大丈夫。

 

 

今日からでも有酸素運動を行うことで海馬の体積を増やすことは可能です。

 

では逆に、海馬が萎縮、つまり小さくなってしまうような事柄はないのか、と言われるとあるんですね……

 

その一つが、肥満です。

 

 

1 肥満だと1年で海馬が2%萎縮する

 

 

この実にいや~な情報は2014年に発見されています。

 

オーストラリア国立大学の神経学者、ニコラス・チェルビン博士の発表によると、

 

『肥満体の被験者の海馬は、やせている被験者の海馬と比べて早く萎縮する』

 

と報告しているのです。

 

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博士の研究チームはMRI検査を活用することで、60代のボランティア400人の脳を8年にわたって調査したのです。

 

ちなみにMRI検査とは、強力な磁石でできた筒の中に入ることで、磁気の力を利用し、あなたの体の臓器や血管を撮影する検査です。

 

もちろん、脳の血管も調べることが可能です。

 

話を戻しますが、このMRI検査を用いて調べたところ、肥満体の被験者の海馬は1年でおよそ2%萎縮していることが判明したのです。

 

年間で2%萎縮する、と言われてもあなたはピンとこないかもしれません。

 

でも、これスゲェヤバい数値なんです。

 

なぜなら、一年で2%も海馬が萎縮するというのは、認知症であるアルツハイマー病に匹敵する数値なのです。

 

視力回復

 

どのくらいヤバいか、おわかりでしょうか?

 

今、肥満体であるという自覚がある方は、散歩などの軽い有酸素運動を1日に40分以上、週3日のペースで行えば、進行を止められると思います。

 

理由は、前回シェアした情報通りであれば、1日に40分以上、週三日のペースでウォーキングを行えば、55歳~80歳と高齢の方の脳であっても、海馬の体積を半年で2%増加させることができていたからです。

 

ダイエットにもなるので、一石二鳥ではないかと思います。

 

しかし、肥満だとどうして海馬が萎縮するのでしょうか。

 

残念ながらその理由までは現時点ではまだわかっていません。

 

ただ、一つの推測として、肥満の人の脂肪組織に『肥満炎症』という慢性炎症が発生することが原因なのではないか、という説が出ています。

 

慢性炎症はメタボリックシンドロームを基盤とする生活習慣病やガン、腎不全に動脈硬化、肝硬変に果てはアルツハイマーといった病気の発症に何か関係しているのではないか、と考えられている症状です。

 

ちなみに、どのくらいで肥満になるか、ですが日本ではBMIの値が25以上で肥満、アメリカの基準では、身長が175㎝あるとした場合、77㎏~92㎏で太り過ぎ、92㎏以上で肥満としています。

 

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