春名風花さん(はるかぜちゃん)の横浜市の給食時間15分というのは短すぎるという訴えについての考察

目安時間:約 24分
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 人気ブログランキング
春名風花 はるかぜちゃん 横浜市 給食時間15分

昨日だったか一昨日だったか、ネットサーフィンをしていたら、横浜市の中学生の昼食時間が短すぎる、という内容の訴えを春名風花さん、はるかぜちゃん、という通称が有名なタレントさんがツイッターで発信していたようです。

 

 

1 義務教育なのに給食が無いのはおかしくない?

 

 

色々な意見があり、義務教育中に給食が無いのはおかしい、とか昼食時間が15分と言うのは短すぎる、とか、本当に様々な意見が集まっている模様。

 

6537d435990e9d4c65bcccc5cc7eb41c_s

 

このくらいの量のご飯が出てきたら、吾輩、15分では食えません……

 

ちなみに、義務教育中に給食が無いのはおかしい、の意見は春名風花さん(はるかぜちゃん)が発信している訳ではないので、ご了解ください。

 

 

で、神奈川の川崎市に一月前に引っ越してきた吾輩としては、隣の横浜市でそういう問題があったのか、と初めて知った訳です。

 

吾輩、中学は青森県の青森市でしたが、給食はありませんでした。

 

 

と言っても、もう20年以上前の話なので、今はどうなっているのか調べてみたら、

 

平成16年4月からA・B選択メニューの完全給食を実施

 

 

と青森市の公式サイトにありました。

 

 

 

今から13年前のようですが、そうなってくると『義務教育中に給食が無いのはおかしい』という意見も、的外れではないんだなぁ、と思いました。

 

そもそも青森市と横浜市で財政的な余力を比較したら、横浜市の方が余力があると思うのですが。

 

 

青森市の2014年の時点での借金の額は164,825,717千円となっています。1600億、中々の額です(T‐T)

 

e58f96082f1361c5f4c3556b1a1f4b55_s

 

 

横浜市の2014年の時点での借金の額は、2,346,433,697千円。

 

 

 

アレ? ……文字通り、桁が違いますね、2兆3千億ですか……青森市の借金の10倍以上です。

 

 

と言うか、青森『県』の2014年度の借金が、1,279,106,524千円なので、横浜市だけで青森県の倍近い借金があります。

 

 

 

そう考えると、財政的な余裕はなさそうなので、給食導入となるとコストがかかる、という論は出てきそうですね。

 

834353

 

子どもの発育、食育に投資するという観点から考えたら、吾輩個人としてはコストなんて言い方はしたくないんですが、コストを考えても給食導入すべきと思うんですが、そこを言い出したら人の意見は千差万別なんで、ここでは差し控えます。

 

 

2 ハマ弁以外の弁当を買えるようにするという意見には吾輩反対

 

ただ、春名風花さんは、ツイッターでこうも発信しています。

 

 

 

以下、抜粋です。

 

 

横浜市長になった方は中学校に給食を作ってあげてください。無理ならハマ弁以外のお弁当を買ってもいいことにしてください。それも無理なら職員室にハマ弁を取りに行ってハマ弁が食べられるくらいのまともなお昼休憩をください。

 

 

ハマ弁という存在がわからなかったので、http://www.hamaben.yokohama/

 

 

のサイトで調べてみたところ、横浜市が指定している弁当業者の模様(間違っていたら失礼m(_ _)m)

 

以下の文も、春名風花さんの発信内容です。

 

 

 

 

 

横浜は買い弁も禁止だからコンビニとかのお弁当はダメで、市長が推してる親の愛情弁当か、自分で作るか、職員室まで取りに行かないといけないハマ弁っていうのを買うかの三択

 

 

 

 

まぁ、毎日の栄養バランスを考えて、ハマ弁でなければいけない、という主張は出てきそうです。

 

 

実際、市販の弁当ばかりであれば栄養が偏る、というのは大いに有り得そう。

 

 

913df4601382415e5fe604a0ba5bd29f_s

 

 

 

なんで、春風さんの『無理ならハマ弁以外のお弁当を買ってもいいことにしてください』という意見については、反対。

 

 

良い大人でも、栄養のバランスが取れたメニューって食べていない人が多いから、自身がやっていないことを子どもに我がもの顔で言うのもどうかとは思うんですが、どっちが栄養価的に良い? と聞かれたら、添加物まみれのコンビニ弁当より、栄養のバランスが整った弁当の方が良いと思うので。

 

 

 

ハマ弁なるものが、バリバリ添加物を使用している阿鼻叫喚な弁当であれば、話は変わりますが……そこまではわからないので、あくまで私見の範囲で、こうした方が良いんじゃないかと。

 

 

それにしても、給食にかかる代金と、ハマ弁にかかる代金を比較すれば、神奈川に住む親御さんは中々辛いモノがあるかもしれません。

 

平成23年度の調査ですが、中学校の給食費用の平均は4771円。

 

ハマ弁は一回の食事で360円~470円なので、MAXだと10日分で給食費用代のほぼ全てを、11日目からはオーバーとなってしまいます。

 

 

そう考えると、温かくて美味しくて、余っていればおかわりも出来る学校給食の凄さがわかります。

 

3 15分でご飯を食べることの危険性

 

 

ここでは、春名風花さん(はるかぜちゃん)の最後の主張について取り上げます。

 

 

それも無理なら職員室にハマ弁を取りに行ってハマ弁が食べられるくらいのまともなお昼休憩をください

 

 

 

 

このシェアした情報のタイトルは『春名風花さん(はるかぜちゃん)の横浜市の給食時間15分というのは短すぎるという訴えについての考察』です。

 

15分?!(゚◇゚///)

 

15分なの、本当に?!( ゜Д゜;)

 

 

調べてみると、教えてgooでも、

 

 

『神奈川県の秦野市の公立中学校の昼食時間は15分間しかありません』

 

という訴えがありますし、ツイッターでも同様の意見があります。

 

うえ~~~~、有り得ん……

 

 

 

有り得んことが現実として起こっているのがビックリです。

 

 

 

どうしてビックリかと言うと、貴方は子どもの頃『よく噛んで食べなさい』と親から言われたことはないでしょうか?

 

 

よく噛んで食べる事は、あなたの健康にとってメリットが多々あるからです。

 

 

まず、糖尿病になるリスクが減ります。

 

長浜市と京都大学医学研究科が実施した「ながはま0次予防コホート事業」によるものですが、一般住民に協力してもらい、2009年7月~10年11月に登録された40~74歳の6,827人(男性2,283人、女性4,544人)を対象に実施された大規模な研究です。

 

 

 

この研究では、噛む力と食事時間が糖尿病に関連するかを調査したんですが、結論からシェアすると、噛む力が衰えることで咀嚼回数が減る→口腔内環境の悪化をまねくだけではなく、ミネラルやビタミン、食物繊維などの摂取量の低下につながると示されています。

 

 

中学生は糖尿病にかからんよ、という方もいるかもしれませんが、習慣と言うモノは中々直せないものです。

 

 

中学生の頃から早食いさせて、良い事なんて無いと思います。

 

 

糖尿病 寿命 短い

 

 

それから、吾輩、血糖値の観点からもよろしくないと思います。

 

これまでの人体実験をやってきた経験上、ゆっくり食べた米のみの時と、よく噛んで食べた時では差が出ていると思います。

 

 

とは言っても、何分で何グラムのどういった品を食べたか、という厳密な人体実験はしていないので、データの提出は出来ません(今度、時間があればトライしてみようかとは思いますが、いつまでに何々をやる、という具体的な確約は出来ません)

 

 

血糖値が上がりやすい=太りやすいのではないか、という疑問も吾輩はもっているので、上記の糖尿病のリスクのことも考えると、春名風花さん(はるかぜちゃん)の最後の主張に関しては、吾輩、全面的に同意します。

 

 

親だったら、我が子には元気でいてもらいたい、と考えるのは誰でも一緒だと思うんですが、教育委員会の方々、どうでしょうか?

 

4 神奈川県の中学校ではどうして昼食時間が15分なのか?

 

 

昼食時間15分?! 横浜市の教育委員会は何を考えているんだ?! と吾輩、叫びだしたくなりました。

 

 

春名風花さん(はるかぜちゃん)は市長にどうにかして欲しい、と訴えていましたが、多分、市長にはどうにかすることは出来ないと思います。

 

 

 

理由は、教育委員会です。

 

 

そもそも給食時間を決定しているのは誰なのか。

 

c76bdd862cc05b4da465817c5e1569d7_s

 

ネットで調べた限りでは出来てきませんでした。

 

 

でも、多分ですが、教育委員会なのではないか、と吾輩は考えています。

 

 

そう考えたのは、予算案の作成及び執行は教育委員会が行っているから。

 

 

 

中学校の教師の労働状況は、全部が全部ではありませんが、ブラック企業にも負けないケースがあります。

 

 

 

例えばですが、学校で子どもたちに行っている授業や、プリントの作成や通信簿その他諸々の事務時間、授業の準備に必要な時間に部活動を足していけば、教員の労働時間はかなりのモノになります。

 

 

労働基準法の第32条では、1週間で40時間、1日8時間の勤務時間とされています。

 

派遣社員 3年

 

 

変形労働時間制や残業についての考え方は、ここでは省きますが、学校の先生方には『残業代』というモノが出ません。

 

マジです! 嘘じゃありません。

 

 

 

休日出勤には振り替え代休が出たり、手当が出たりするようですが、残業代は発生しないのです。

 

 

代わりに、教職調整額と言う、給料の4%分を支給する、というものがありますが……

 

これ、会社勤めのサラリーマンにすると、サービス残業させているのとまったく一緒だと吾輩は考えています。

 

 

理由は、1972年に『国立の義務教育諸学校等の教諭等に対する教職調整額の支給等に関する特別措置法』が施行された際、1966年度の勤務状況調査で当時の教員の月平均残業時間だった8時間分の給与に相当する額を支払っていますが、

 

 

0db048322406acb3c631aeeed97e7002_s

 

 

今の教職の勤務状況で、8時間しか残業しない人の方が珍しいでしょ?

 

 

 

8時間分以上は、残業代払っていない、と考えて良い訳で、そうなれば、教職ってブラック公務員でしょ、と言われてもしょうがないと思うんです。

 

 

そういう状況になるまで教育委員会や国は教師を酷使している、とも言えると思います。

 

 

 

違うと言われる教育委員会の方や政治家の方がいらっしゃるのであれば、まず教師の方々に適切な残業代を支給してあげて下さい、話はそれからです。

 

教職調整額では、月に40時間とか、60時間とか働いている教員には全然足りていません。

 

いや、もっと働いている人も、中にはいるでしょう。

 

 

1時間以下の労働時間と60時間以上の労働時間が、全く同じ額で支払われる、というのは理不尽ではないかと思います。

 

 

民間企業でも見込み残業の考え方がありますが、それでも○○時間以上は残業代を別途支給、となります。

 

7f4dbfec714c2079d5b8a66dd142e06c_s

 

 

残業代が支給されない管理職の方もいらっしゃいますが……校長、教頭を除いた教員の方も、皆、管理職になるんですかね?

 

WHY? と聞きたくなります。

 

 

で、話を春名さんの訴えに戻しますが、そういう教育委員会なので、法律を破りさえしなければ良い、という考え方に落ち着くのではないでしょうか。

 

 

労働基準法で「8時間を超える就業には間に45分の休憩をとらせる」事になっています。

 

さて、神奈川県の昼食時間を含めてお昼の休憩時間はどのくらいでしょうか?

 

 

http://furuya-yasuhiko.com/3744/

 

こちら、共産党の古谷やすひこ氏が調べた各自治体の給食時間についてなんですが、横浜市は45分になっています。

 

 

横浜市の教育委員会は、おそらくですが「給食時間+昼休み時間」=「職員の休憩時間」と考えている可能性が高い、https://oshiete.goo.ne.jp/qa/2901554.htmlとこちらの教えてgooでも出ています。

 

 

そのため、「給食時間+昼休み時間」を延ばすことには反対なので、春名さんの訴えが通る見込みは、現状ではほぼ無いと考えられます。

 

 

法律を破りさえしなければ良い、という考え方に落ち着かなければ、給食時間が15分でその他諸々含めても30分なんて有り得ませんから。

 

 

そうでなければ、どうして他の市町村の学校では45分の休憩時間ではなく、1時間とか80分とかなの? という疑問が出てきます。

 

 

昼食時間が20分以上の自治体は結構ありますし、千葉や福岡、川崎市の一部は30分以上の昼食時間があります。

 

 

どうしてこれだけ差がでるの? という疑問に、15分を昼食時間に設定している各市町村の教育委員会にはお答えいただきたいんですが、どうでしょう?

 

 

まぁ、明るいうちに子ども返したい、という意見もでてくると思いますが、そしたら夜遅くまでやっている部活動とかどうするのか、という意見もありますし、この辺りは一朝一夕では解決できそうにないので割愛させて頂きます。

 

 

教育委員会や学校側で今すぐに出来そうな改革案となると、

 

 

a0002_008024

 

 

1 昼食時間を含めて休憩時間を増やす。

 

 

2 ハマ弁を取りにいくことで時間がかかってしまうのだから、事務員さんや用務員さんなどに、ハマ弁を昼食開始5分前ぐらいに教室前まで持っていくことで、『教室移動時間 10分』を昼食時間に割り当てる。

 

 

3 『休憩時間20分』を自由時間に設定し、この時間はハマ弁食べようが休憩しようが何しようが自由、ということにする。

 

 

 

1については、まず教育委員会側が認めないと思います。

 

 

何度も言いますが、そうでなければ15分で飯を食え、なんて言わねえよ、と吾輩は思う。

 

 

もし認めてくれるなら、吾輩であれば、午前中の授業時間を一コマあたり5分ずつ削ることで20分の余暇を生み出し、その20分を昼食時間に割り当てます。

 

 

……でも、やんねえだろうなぁ。

 

 

何より、一コマ5分削った分、授業の進行をどうするんだ、という問題も発生しますし、それをどうにかする妙手も吾輩には残念ながらありません。

 

 

じゃあ、2はどうか。

 

 

これも用務員さんや事務員さんがいる中学校でしか出来ないですし、一つの学校の生徒分を用務員さんや事務員さんで全員分、用意出来るのかと問われれば……多分、無理ですね。

 

 

そもそも、ハマ弁を取りに行くと昼食をまともに食べる時間が無い、という意見もチラホラ見受けられるくらいですから。

 

 

 

そりゃ、ハマ弁の利用率が1.1%だと新聞にも書かれてしまいますよ。

 

 

ハマ弁取りに行って、昼食時間が数分になってしまうのなら、そんなの昼食時間とは名ばかりの、トイレ休憩と同じような休み時間ですしね。

 

 

マンパワーが確保できそうにないので、2もボツ。

 

 

ただし、退職教員やボランティアとして働きたいという方を活用できるのであれば、微かにこの案の可能性も無い訳ではないかと。

 

 

でもなー、ボランティア頼みだと、やる人がいなくなった時にまた制度をいじくらなくてはいけないのが難点ですし。

 

 

他にも、シフト制にして用務員さんや事務員さんの配膳にかかる負担を減らす、という案も考えてみました。

 

 

中学一年生は11時30分から昼食時間に、二年生は12時15分から昼食時間に、三年生は13時から昼食時間に、という感じの昼食時間シフト制。

 

 

でもこのシフト制の案だと13時から食べる学年はかなり辛い。

 

 

吾輩なら、このシフト改革案は嫌です(吾輩自身が提唱しながら何を言っているort)

 

 

結局の所、現在出来そうなのは、『休憩時間 20分』を昼食に割り当てることくらいでしょうか。

 

しかし、それだとパクパクと食が早い子にとっては『あ~、昼食時間早く終わらねえかな』と思うので、『自由時間』という扱いにしました。

 

 

ただこの案では、体育の授業が無い日には、身体を動かす時間が全く無い、というデメリットが発生します。

 

 

どの案でも、何かしらのデメリット、もしくは代価が必要となる訳で、吾輩としては、

 

 

『今、こちらの財政状況で出来る案はこういった案があるんだけど、じゃあ、君たちはこの案の中でどうしたい?』と選択させる教育委員会の方が出てきてもいいんじゃないでしょうか?

 

 

中学生は、大人ではありませんが、子どもでもありません。

 

 

自分の時間をどのように活用するか、決める権限を与えても良いのではないかと個人的には思います。

 

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 人気ブログランキング

この記事に関連する記事一覧

comment closed

最近の投稿
カテゴリー
ブログランキングに参加しています