花粉症治療に緑茶と霊芝にピクノジェノール

目安時間:約 10分
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 人気ブログランキング

花粉症治療

花粉症治療に対して効果的な食品についてここ数回シェアしていますが、今回あなたとシェアする食品はお茶についてです。

 

お茶には注目されている成分はいくつかありますが、中でもカテキンはアレルギーを引き起こす物質の放出を軽減しているかもしれない、と研究されている成分です。

 

そのため、花粉症や接触性のアレルギー皮膚炎に有効なのでは、と言われており、他にもお茶はガン予防や動脈硬化、成人病への効果、さらにはお茶でうがいをすることでインフルエンザの予防効果があるとされています。

 

1 緑茶と花粉症

 

花粉症に話を戻しますが、平成7年に静岡県立大学の薬学部における研究グループが、お茶にアレルギー症状を抑制する効果があることを、動物実験ではありますが判明しています。

 

具体的な実験内容は、花粉の抗体を注射したラットに緑茶、ウーロン茶、紅茶の抽出液を飲ませ、花粉抗原を注射してアレルギーの症状の現れ方を調べました。

 

与えたお茶の抽出液の量は、ラットの体重1kgあたり120g。

 

結果、お茶の種類に関係無く、アレルギー症状がおよそ50%抑えられた、と発表しています。

 

これは、私達が普段飲んでいるお茶の量で換算すると、およそ10杯分だそうです。

 

効果は注射後1時間がピークで、緑茶とウーロン茶はその効果が3時間ほど、紅茶は6時間継続したとあります。

 

お茶の中でカテキンがもっとも多いのが紅茶であるため、静岡県立大学の薬学部における研究グループは、お茶の中に含まれるカテキンとカフェインがアレルギー症状を抑えたのではないかと考えています。

 

 

ただ、一日10杯というと結構な量ですので、飲み続けるというのは難しいのではないかと私は感じています。

 

紅茶の場合は6時間ほど効果が続くとありますが、6時間経つたびに紅茶をガブガブ10杯飲む、というのはどう考えても現実的ではありません。

 

私も試しにお茶を続けてどのくらい飲めるか緑茶で試してみましたが、3杯目でギブアップしました。

 

多分、紅茶にしようがほうじ茶にしようが、抹茶、煎茶、番茶、どのお茶でも10杯も飲むと言うのは苦しいと思います。

 

仮にどうにかこうにかして飲めたとしても、今度はカフェインの摂取量が多過ぎて、お茶を飲み続けたあなたが不眠になりかねません。

 

さらに言うならば、動物実験で効果がありましたが、人にも同様の効果があるかはわからない、と静岡県立大学の薬学部における研究グループは断りを入れています。

 

ですので、お茶については花粉症の症状をやわらげるための補助的な存在と考えて、一日で数杯のレベルにして飲むのが健康的にも良いのではないかと私は考えています。

 

花粉症を治せればそれで良い、という訳でもありませんからね。

 

2 霊芝と花粉症

 

二つ目にシェアするのは霊芝。

 

サルノコシカケ科マンネンタケに属するキノコの一種になります。

 

非常に貴重なキノコなんですが、1970年代に霊芝の人工栽培に成功したことから『幻の妙薬』と言われた霊芝は比較的身近な存在になりました。

 

それでも、かなり高額な品ですが……

 

私達にとって身近なモノになったことで霊芝の研究が進んだ結果、様々な症状に効果があることが判明しました。

 

その内の一つが、アレルギーに対する効果です。

 

近畿大学の久保道徳教授は、マウスの耳たぶにアレルギーによる皮膚炎を発生させてから霊芝を投与したところ、耳たぶの腫れを抑えられたと報告しています。

 

久保教授は、霊芝にはアレルギー反応を引き起こす物質、ヒスタミンなどの放出を抑えていると論文で発表しています。

 

さらに広島大学の山崎和夫教授も、霊芝に存在するガノデリックアシドという物質が、免疫グロブリンEの過剰な放出を抑えていることを明らかにしています。

 

 

ただ、霊芝にもお茶と同じようにいくつかの問題点があります。

 

まず、価格の問題です。

 

霊芝のサプリメントの価格は軒並み1万円以上もしており、これを毎日摂取するというのは経済的に辛い、という方もいるのではないかと思われます。

 

二つ目の問題が霊芝の種類です。

 

霊芝には様々な種類があるので、種類によって色も、成分も、効果も異なるという、中々に厄介な性質があります。

 

現在日本で、最も効果の種類が多いとされているのが赤芝ですが、この赤芝一つに限っても採取地が違うと効果が違ってくるくらいです。

 

ですので、霊芝を摂取して花粉症を抑えたいのであれば、あなたに合っている霊芝を探すことが大事になってきます。

 

極端な話をすれば、私にとってAという霊芝を摂取することで花粉症が治療できても、あなたがAという霊芝を摂取しても花粉症が治らない、ということが普通に起こり得るのです。

 

 

3 ピクノジェノールと花粉症

 

最後に、ちょっと聞き慣れない食品ですが、花粉症治療に効果のある食品としてピクノジェノール(OPC)という食品についてシェアさせて頂きます。

 

こちらの食品は、先日もシェアさせて頂いたジーン・カーパー著の『奇跡の食品』という本に記されています。

 

私もはじめて聞いた食品ですが、ピクノジェノールとはぶどうの種とフランスの海岸松の樹皮から抽出した製品名で、化学的にはプロアントシアニジン、科学者の間ではOPCと呼ばれています。

 

海外ではかなり有名だそうで、人の臨床試験数も100回近く行われているそうです。

 

 

このプロアントシアニジンの効果として、弱くなっている血管を補強するという効果があるため、循環系の病気を予防してくれると言われており、ヨーロッパでは静脈瘤などの血管の病気の治療に用いられている成分で、目の病気や高血圧に対しても注目されている成分です。

 

目に対しては、近視の人の網膜の機能を高めてくれるそうです。

 

ピクノジェノールを最後に紹介したのは、海外では色々と論文が出ているようなのですが、日本国内では誰かが発表した論文で、花粉症を抑える、という内容のモノを見つけられなかったからです。

 

花粉症にも、日本と海外で多少の違いはあると思うので、可能なら日本国内のモノをと思っていたのですが、見つけられなかったので、海外で発表されたフランク・ションロン氏の臨床試験報告をシェアさせて頂きます。

 

フランク・ションロン氏は被験者60人を対象とした臨床試験において、ピクノジェノールの二重盲検プラセボ対照試験を行いました。

 

内容は、花粉アレルギーを持つ被験者を、ピクノジェノールを与える人達と、偽薬・プラセボ(効果のある薬だと言って、何も効果の無いモノを与える)人達に分けて、実験をはじめました。

 

花粉の飛散が始まる4月より前から摂取してもらい、それから実験が終わるまでの数カ月間、ピクノジェノールを摂取してもらったところ、ピクノジェノールを与えた人達と、偽薬・プラセボの人達では大きな違いが出たのです。

 

具体的には、ピクノジェノールを摂取していた人達は、偽薬・プラセボの人達と比べた場合、鼻と目について大きな差が生じたのです。

 

症状を数値化すると、ピクノジェノールを与えられた人達は、そうでない人達と比べて、目の症状でマイナス35%、鼻の症状でマイナス20.5%と症状に改善が見られたのです。

 

ピクノジェノールを摂取する上での問題点は、意識しないと摂取できないことがあげられます。

 

ピクノジェノールは最初にシェアした通り、ぶどうの種とフランスの海岸松の樹皮から抽出した製品名になります。

 

ぶどうの種とフランスの海岸松の樹皮を日常的に摂取する、という方は、少なくとも日本国内ではほとんどいないでしょう。

 

サプリメントでの摂取が一番手軽だとは思いますが、サプリメントが嫌だと言う方はお茶や甜茶、花粉団子(ビーポーレン)や霊芝など、普通に食べられる食品の購入をオススメ致します。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 人気ブログランキング

この記事に関連する記事一覧

comment closed

最近の投稿
カテゴリー
ブログランキングに参加しています