ドライアイの4つの原因

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ドライアイの原因

目の渇きの原因は角膜の表面の涙が足りなくなるからなんですが、涙が足りなくなる理由、原因については前回シェアさせて頂いた通り、

 

・涙の分泌量が減る

 

・涙の蒸発量が増えてしまう

 

このいずれかです。

 

でも、目が乾いたからって、目が疲れやすくなったり、目やにが出るくらいだから、大したことないじゃない、とあなたは思われるかもしれません。

 

 

しかし、昨日ドライアイ12の症状とおススメの目薬タイプについてシェアしましたが、これが重症化してしまうと、とんでもないことになります。

 

1 角膜混濁と角膜潰瘍の危険性

 

具体的には、角結膜上皮障害がひどくなり、これを放置してしまうと、乾燥によって角膜が混濁する可能性があります。

 

角膜混濁は、感染や外傷などの原因によって炎症が起こったり、ある物質が沈着することで角膜が混濁する状態のことをさします。

 

角膜混濁が起こると視力の低下がまず考えられますが、角膜混濁に伴って細菌感染まで引き起こしてしまうと、角膜潰瘍という状態になってしまいます。

 

潰瘍と聞くと胃潰瘍を思い浮かべてしまうので、たいしたことないと思われるかもしれませんが、この角膜潰瘍とは角膜の上皮が欠けてしまっている状態です。

 

わかりにくいと思うのでスパッと言ってしまいますが、失明の危険性が出てくる状態です。

 

ドライアイを放置してさらに目が乾くと、最悪失明のリスクが出てくる恐ろしい状態なのです。

 

つまり、涙の分泌量が減少しているか、涙の蒸発量が増加しているかの違いはありますが、ドライアイを放置してもデメリットこそあれ、メリットはありません。

 

早急に対処した方が良いのですが、原因をおざなりにしてしまうとドライアイを改善できないことも有り得ます。

 

まず、涙の分泌量が減ってしまうケースから原因をひもといてみましょう。

 

2 シェーグレン症候群とドライアイ

 

涙の分泌量が減る原因は、大きく分けて二つの症状が考えられます。

 

一つは、シェーグレン症候群。

 

もう一つは、非シェーグレン症候群。

 

……シェーグレンかそうでないか、という非常に大雑把な分け方だと思いますが、そういう分け方なんで仕方ありません(爆)

 

しかし、実際に私もドライアイ気味なんで、こんなふうに(爆)なんて書いている場合じゃないんですよね、本当は。

 

で、シェーグレン症候群に話を戻しますが、これはドライアイのみに限られた症状ではなく、口や鼻、皮膚に膣、関節など、人体の全身がかかる可能性のある症状です。

 

簡単にまとめると、人体に存在する分泌腺がおかしくなってしまい、その結果、皮膚なり角膜なり、口や鼻が乾く病気です。

 

このシェーグレン症候群は発見されたのが1940年代ですが、現在でもお医者さんが診療で正しく診断しにくい病気の一つになります。

 

何が厄介かと言うと、全身の分泌腺が冒される病気のため、分泌腺があるところであれば目だろうと口だろうと乾きます。

 

つまり、目が乾けば眼科へ、口が乾けば口腔科、膣が乾けば婦人科と、複数の科を受信する必要がある点です。

 

さらに関節の場合は傷んでしまうので、ひどい時だと『神経症ですね』なんて診断されることも有り得ます。

 

シェーグレン症候群は、セカンドオピニオンが重要であると言える症例の一つでしょう。

 

ただ、シェーグレン症候群の発症率が1万人に約1.5人なので、涙の分泌量が減ってしまう大半のドライアイが、ほぼ非シェーグレン症候群のドライアイであると言えるでしょう。

 

3 非シェーグレン症候群のドライアイ

 

非シェーグレン症候群で涙の分泌量が減るタイプのドライアイは、涙腺に疾患や炎症が起こり、何かしらの異常が発生したことで涙腺が塞がってしまうケースがあります。

 

また、糖尿病や白内障の手術をしたことで角膜の知覚能力が下がり、涙を分泌する神経そのものに異常が起こっているケースも考えられます。

 

一方、涙が蒸発してしまうタイプのドライアイも二つのケースが考えられます。

 

兎眼やVDT症候群などによる瞬きの障害、結膜弛緩症やハードコンタクトレンズの装用による涙の貯留障害によって、涙液が正常に広がらないケース。

 

もう一つはマイボーム腺機能不全などの原因によって、涙の油層に異常がおこって、涙が蒸発しやすくなっているケースがあります。

 

そこを明日は詳しくシェアしようと思います。

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