あなたはコンタクトレンズ、と聞いて思い浮かぶ事柄は何があるでしょうか?
これまで目には酸素が必要だ、だから目の血行を促進するためにあれこれと私は情報をあなたとシェアしてきました。
また、睡眠時は瞼を閉じているために、目にとって『ふた』となり、必要な酸素の量が抑えられるので、睡眠は目にとって欠かせない休息でもあります。
今回あなたとシェアするのは、コンタクトレンズについてです。
まず、コンタクトレンズの種類についてですが、ソフトコンタクトレンズ、ハードコンタクトレンズがあります。
さらに、ソフトコンタクトレンズの素材は合成樹脂とシリコンに分けることができ、さらにイオン性か、非イオン性か、という違いにも細かく分けることが出来ます。
まずはソフトコンタクトレンズとハードコンタクトレンズについて、情報を細かくシェアしていきます。
まず、ソフトコンタクトレンズとハードコンタクトレンズを比較すると、一般的にはハードコンタクトレンズの方が目に良いと言われます。
この理由は、目に酸素を供給しやすいからです。
これは『疲れ目を癒す3つの方法』でも情報をシェアさせて貰いましたが、人は酸素が無いと活動できません。
酸欠状態の人と、ちゃんと酸素が供給されている人であれば、どちらがより健康的に活動できるかは考えるまでもありません。
また、ハードコンタクトレンズは眼球表面で動く、という特徴があります。
瞬きをするたびにレンズが動くので、使いはじめは目がゴロゴロして使いにくいのですが、涙の循環を向上させることで、目に酸素を供給しやすくなしています。
眼球表面でレンズが動きやすいため、角膜に傷がついてしまうと、すぐに痛みを感じるので、傷や病気の早期発見・治療につながるというメリットがあり、視力に障害が発生するような状態になることはほとんどないのです。
さらには、ハードコンタクトレンズは素材が硬いという特徴があります。
そのため、角膜表面の凹凸を調整できるので、円錐角膜や不正乱視についても矯正できるという長所があります。
要因としては素材のかたさの違い、乱視矯正効果の違いなどが考えられます。
こうして書くとハードコンタクトレンズが優れているように思えますが、何事にも長所と短所があります。
まず、先程も書きましたが使いはじめは目がゴロゴロするように感じられるので、使いにくい、装着感があまりよくありません。(慣れれば問題ありません)
さらにレンズが動きやすいのでレンズが外れやすい、目の充血が目立ちやすい、落とすと見つけにくいため紛失しやすい、などのデメリットがあります。
一方のソフトコンタクトレンズですが、ソフトコンタクトレンズにはそもそも使い方によってタイプがあります。
大まかに分けると従来型と同じ、何度も使えるタイプと使い捨てタイプの二種があります。
さらに使い捨てのタイプには1ヶ月で使い捨てるタイプ、2週間で使い捨てるタイプ、1日で使い捨てるタイプがあります。
ちなみに毎日使うという前提になると、2週間で使い捨てるタイプと1カ月で使い捨てるタイプには毎日の消毒、洗浄が必須になります。
コスト的には1日で使い捨てるタイプがもっともかかりますが、1日で使い捨てるタイプにもメリットが存在します。
それは、目の障害の発生率です。
ハードコンタクト、常用のソフトコンタクトレンズ、1カ月や2週間で使い捨てタイプのコンタクトレンズと比較すると、1日で使い捨てにするタイプが最もリスクが低いのです。
これは言い方を換えれば、目に良い、という捉え方もできるでしょう。
1日で使い捨てるため、他のコンタクトレンズのように汚れがついたもの、細菌がついたものを再使用することがない、という長所があります。
ソフトコンタクトレンズ全体の長所としては、装着感に優れる、ハードコンタクトレンズと比較してずれにくい、充血しにくい、落としても紛失しにくい、という点があります。
短所は目の負担が大きいことに加え、目にダメージが与えられても気付きにくいこと、不正乱視や円錐角膜については、素材がやわらかいために矯正できない、などがあげられます。
さて、一般的に言われている情報をシェアしましたが、ここで一つの疑問が出てくるのではないでしょうか?
それは、使い捨てではないコンタクトレンズの使用期限、つまり寿命です。
使い捨てのソフトコンタクトレンズであれば、1日、2週間、1ヶ月と使用期限が定まっています。
では、常用タイプのハードコンタクトレンズ、ソフトコンタクトレンズには使用期限はどのくらいなのでしょうか?
これは、一般的な話になりますが、ハードコンタクトレンズで2年から3年、ソフトコンタクトレンズであれば1年ほどとされています。
これはいくら手入れや消毒をしていても、少しくらいは傷や汚れが残る、ということを考慮したものです。
汚れがあれば、目に対する酸素の供給量に影響が出てしまいますし、最悪、何かしらのアレルギー反応を出してしまうかもしれません。
昨日まで花粉症の情報をあなたとシェアしていましたが、花粉症のような感じで、ある日突然、凄く目がかゆくなるのです。
そういうリスクを考えると、私としては、コンタクトレンズを使用するのであれば、保証のついたコンタクトレンズを購入した方が良いでしょう。
1年保証のついたコンタクトレンズを、半年から1年の間で交換するのが、コスト的にも、目の健康面で考えてもベストだと考えています。
えー、もったいない、と思うあなたの気持ちもわかります。
実際、マイナビスチューデントでフレッシャーズの調査では、使用期限を越えたコンタクトレンズをどのくらい使うか、というアンケートが実施されていましたが、3割ほどの人が使用期限を越えてもコンタクトレンズを使用しているようです。
その理由は様々で、1日や2日では影響はないから、節約のため、ついうっかり忘れていた、などありますが……
これは大変危険です。
使用期限を過ぎてしまったコンタクトレンズは、ハード、ソフト問わず、酸素透過量が著しく低下します。
さらにはコンタクトに汚れや傷ができるリスクも考えると、手帳などにコンタクトレンズの使用開始日を記しておき、期限内に交換するのが良いでしょう。
使用期限を過ぎると酸素の透過量が低下する……つまり、経年劣化が起こり得る訳です。
なのに、
『このハードコンタクトは2年持つ』
『〇〇社のハードタイプは3年大丈夫』
という主張には、私はどうしても納得することができないのです。
非経済的ではあると思いますが、こういう問題があるため、私はハードコンタクトも1年程で交換する方が良いと考えています。
ちなみに私自身はどうしているかと言うと、コンタクトレンズよりは眼鏡の方が、リスクが低いと考え、眼鏡を使用しています。
私自身が過去に慢性結膜炎をわずらっていたので、目に酸素が供給されにくいコンタクトレンズを使うより、眼鏡を使った方が目に良いだろうと判断し、眼鏡を今日まで使用しています。
ただ、スポーツをしていたりすると実感しやすいのですが、眼鏡の場合はレンズ部以外は裸眼状態になるので、視界が歪みやすいというデメリットがあります。
人によっては日常生活でもこれがストレスの原因にもなるでしょう。
さらには、気温差の大きい環境、例えば真冬の北海道で、外からストーブのたかれた温かい室内に戻ると、眼鏡がくもって何も見えなくなります。
このようなデメリットもありますが、眼鏡にしろ各コンタクトレンズにしろ、どれにもメリットとデメリットはありますので、よく吟味した上で選んで下さい。
一番良いのは、私のように視力を悪化させないことがベストなんだよなぁ……(個人的なボヤキです)
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