勤務時間インターバル制度を2交代制12時間勤務の経験から考える

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勤務時間インターバル制度 2交代制12時間勤務

24時間戦えますか、というのは一昔前のCMですが、ダメですよそんなの。

 

上の画像に出るようにエナジードリンクで無理矢理身体を動かす、なんてのはもっての他です。

 

なぜダメかというと、労働の質、という観点から考えてもよろしくないから。

 

つい先日、耳慣れない単語を聞きましたが、『勤務間インターバル制度』という単語、あなたは聞いたことがあるでしょうか?

 

 

ちゃんとした休息時間を確保しよう、という試みです。

 

睡眠不足 高血圧

 

ちなみにここで言う休息時間と言うのは、勤務時にとる休憩時間とは異なります。

 

勤務が終わった後で、一定時間以上の休息期間をきっちりとりましょう、という趣旨ですね。

 

休息時間をちゃんととることで、労働生産性、つまり労働の質をしっかり高めようと言う意図です。

 

そんな制度をとっている企業を吾輩、まだ勤務したことないんですが、そういう企業ももちろんあります。

 

三井住友信託銀行。めっちゃ大手ですね。

 

 

ここは昨年の12月にこのインターバル制度を導入。

 

退社から出社までの間、実に9時間以上を空けなさい、と制度化。

 

三井住友信託銀行でのインターバル制度では、全行員に告げられています。

 

つまり、パートさん、嘱託社員、正社員分け隔てなく、ということです。

 

このインターバル制度を導入した企業では、他にはおむつで有名なユニ・チャームがあります。

 

導入したのは今年の1月。このインターバル制度を導入しているそうです。

 

寝る姿勢

 

全社員に対して、勤務終了から翌日の勤務開始までの間に、8時間以上休むことを『義務化』しています。

 

あ、このインターバル制度の目玉……なのかどうかはわかりませんが、休息することを『義務』としています。

 

さらにユニ・チャームでは一歩進めて、午後10時以降の勤務を原則禁止としたそうです。

 

まぁ、原則ですから例外もあるのでしょうが、明文化されているので夜間の勤務も、明文化されていない頃よりは減っていくのではないでしょうか。

 

 

ただ、実を言うとこのインターバル制度、すでに欧州連合(EU)で用いられています。

 

しかもその内容が三井住友信託銀行やユニ・チャームの内容と比べるとはるかに厳しい。

 

EU加盟国に、最低で連続11時間の休息を確保する、というその内容です。

 

上記の日本企業が8時間、9時間の休息時間になっていますが、8時間、9時間だとお風呂入って、ご飯食べたら6時間から7時間程度の睡眠時間を確保してもう終わってしまいます。

 

ないよりは良いですが、お風呂に入って2時間目以降が眠るのにちょうど良いタイミングであり、食後4時間後に眠るのが胃腸的に優しいことを考えると、会社から帰って8時間、9時間しかないというのは結構厳しいモノがあります。

 

吾輩、2交代12時間勤務をしています。

 

その内訳をみていくと、9時~21時が仕事。

 

21時45分頃に早ければ帰宅が可能で、軽く何かを食べてたら22時30分頃。

 

シャワーを浴びて22時45分~23時頃になり、その後就寝。

 

朝6時~7時の間に目を覚まし、出社準備。

 

時間があれば筋トレや、こうしてブログを書いたり、目のストレッチを行っている形です。

 

8時間や9時間の休息時間では、この上記の状態よりも、実は厳しかったりします(汗)

 

もうちょっと、時間をEU並みに広げてもらいたい、と思うのですが、どうでしょうかね?

 

さらに言うと、EUでは法制化されていますが、当然のことながら日本では法制化されていませんね。

 

厚生労働省によると、インターバル制度を導入している企業は調査した約1700社のうち2%だそうです。

 

多分、地方にいけばいくほど、この数が減っていくでしょうから、実質1%を切っているのではないでしょうか。

 

労働生産性、労働の質をあげたいのであれば、こういう制度は必要なのではないかなぁと思うのですが、何より過労死を減らすという意味合いでも、長時間労働をしなくてもOKな仕組みを作っていく必要があるんじゃないかと。

 

そうでないと過労死とか減っていかないんじゃないかと思います。

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