原子爆弾(原爆)と水素爆弾(水爆)の違いと破壊力比較

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原爆 水爆 違い

えー、昨日に引き続き、今日も核関連の話題でいこうと思います。

 

 

お題はズバリ、原子爆弾(原爆)と水素爆弾(水爆)の違いと破壊力比較。

 

 

昨日は原爆の被害範囲について情報をシェアしていた訳ですが、昨日ネットでニュースになっていたんですが、北朝鮮の朝鮮中央通信が10日、金正恩(キムジョンウン)が、ICBM搭載用の水爆実験の成功を祝う平壌での宴会に出席し、核・ミサイルの開発をさらに強化するよう指示した、と書かれていました。

 

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成功した日時とか、宴会がいつ行われたのかというのは不明なんですが、原爆ではなく、水爆をICBM(大陸弾道弾)に搭載可能となった、となってくると、吾輩が昨日貴方とシェアした北朝鮮に核ミサイルを打たれた時の被害範囲がまた異なってきます。

 

 

 

北朝鮮側の発表なので、本当なのか、あるいはブラフなのか、という検証は必要になってくるのですが……ここでは、水爆搭載が可能になった、というのが本当であった、という仮定で話を進めさせて頂きますm(_ _)m

 

 

 

1 原子爆弾(原爆)と水素爆弾(水爆)の違い

 

 

北朝鮮は昨年の9月の段階で、水爆の一歩手前とも言える「ブースト型」の原子爆弾の実験に成功している、というのが専門家の間では考えられているようです。

 

 

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ブースト型爆弾とな何ぞや? と核関連に詳しくないまずろーは疑問符だらけだったんですが、ザックリまとめてしまうと、ウランやプルトニウムといった物質の核分裂反応を効率良く起こすことで、長崎に投下された『爆縮型』という原爆を小型化することに成功したモノです。

 

 

水爆はこの『ブースト型』よりもさらに破壊力が高いんですが、原理としては2段階で爆発するとのこと。

 

1段目は、高性能の火薬を使ってプルトニウムを圧縮。

 

 

そんでもって、核分裂を発生させることで、中央にある重水素と三重水素のガスを核融合させるんですね。

 

 

 

この爆発によって、爆弾の容器内に閉じ込められた放射線が、高温のプラズマ状態になり……発生した熱や衝撃が、2段目の高濃縮ウランに伝わることで核分裂が起こります。

 

 

水爆の威力がどのくらいヤバいかと言うと、核分裂反応を起こす原爆の500〜1000倍大きい爆発のエネルギーを生み出すと言われています。

 

ただ、不幸中の幸いと言うのが適切なのかはわかりませんが、ミサイルによる核攻撃を想定した場合、小型軽量化の問題から、威力的には広島型原爆の10倍程度が限界なのではないか、と2003年に刊行されている『戦争からの生き残り方』では記されています。

 

2 広島型原爆と120キロトン水爆の被害半径比較

 

日本政府の公式見解では、北朝鮮の水爆の搭載能力が当初は70キロトンとされていましたが、120キロトンになっています。
昨日、出していた広島型の原爆(18キロトン)では、被害半径がこんな感じになりますが、

 

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すでに120キロトンの水爆が、東京駅に落ちたらどうなるか、というのを計算していてくれた方がいたので、拝借させて頂きました。

 

もちろん、威力が上がるのに比例し、被害範囲も広くなります。

 

 

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吾輩が住む川崎市が目と鼻の先、という感じになっています。

 

 

しかし、なんだってまた北朝鮮はこんなにも早く水爆のICBM搭載が可能になったんでしょうか?

 

ここからは完全にまずろーの推測になるんで、情報源とかもないことをご承知の上で聞いて欲しいんですが……ロシアから色々と流れているんじゃないでしょうか?

 

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中国からも物資は流れているんじゃないかと思っていますが、それでも中国は面子を気にする性質があるんで、傍若無人ぶりでは中国の上を行く北朝鮮に、ICBMに水爆搭載する技術をこっそり流す、というのはやらないんじゃないかと思うんですよね(あくまで現時点で、ですが)

 

 

しかし、ロシアの場合なら、北朝鮮がアメリカに攻め込まれた際の地政学的なリスクを考え、北朝鮮に技術を流した、というのは有り得るんじゃないかと。

 

火星12、14の射程距離が一気に伸びたのは、新型のエンジンによるもの、と『軍事研究』の10月号にありますが、この新型のエンジン、ウクライナのユージュマッシュ社製のRD250にとても似ている、とも書かれています。

 

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ウクライナと言えば、ロシアによるクリミア自治共和国の併合が記憶に新しいところ。

 

このウクライナのユージュマッシュ社製のRD250のエンジンも、クリミア併合をしたロシアが手を回していたのでは? と考えると、色々と腑に落ちることがあるんです。

 

 

もし、このユージュマッシュ社製のRD250のエンジン、北朝鮮が独自のルートで中古の闇市場で購入したのであれば、数に限りがあるはず。

 

在庫を気にしながらであるなら、こんな短期間に、ボカスカミサイル打ち上げられないんじゃないだろうか? と思うんです。

 

 

でも、ロシアからこっそり提供され続けている、もしくは技術提供を受けたことで北朝鮮が自国で生産できるようになったのであれば、こんな感じでボカスカとミサイル打ち上げる事も、不可能ではない、と思います。

 

 

実際、つい最近まで万景峰号が入港していた訳ですし。

 

まぁ、このロシア陰謀説は、まずろーが勝手に勘ぐっているモノで、根拠と呼べるモノはありません。

 

 

あくまで、まずろーの妄想の域を出ません。

 

 

『軍事研究』で執筆されている軍事ジャーナリストの黒井文太郎氏はイランの研究者の協力があるのではないか、という見方をしているアメリカの学者が多い、と書かれていますが、これもやはり『決定的な証拠はない』と黒井氏が書かれているので、わからない、としか言いようがありません。

 

原爆と水爆の違いについてシェアするはずが、色々と脱線してしまったので、今日はこの辺でm(_ _)m

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